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無功徳

禅宗初祖である達磨さんにちなんで達磨さんが残された『無功徳』という言葉をご紹介しまぢょう。

『無功徳』という言葉の意味は、《前もって良い報いのことを考えて(何かを期待して)、良い行いをしたならば、何の功徳にもならない》ということです。

今から千五百年以上も前に、ダルマさん(達磨大師)はインド(またはペルシャ)でお生まれになりました。達磨さんは出家修行をなさって、お釈迦様の正しい教えを受け継いだ方となられましが、その教え(禅の教え)を中国へと伝えられたのです。

中国へきたダルマさんと、その時代群雄割拠していた中国の王朝の一つ・梁(りょう)の武(ぶ)帝(てい)との間で交わされた有名な問答が残っています。

        達磨さんは王宮に招かれて帝王から質問されました。

「私はこれまで多くの僧侶に供養したり、たくさんの寺院を建立してきた。果たしてどのような功徳が私にはあるか?」

ダルマさんはひとこと答えました。・・・「無功徳(功徳はない)」

達磨さんに質問したときの武帝の顔に、ダルマさんが自分のことを大いに賞賛してくれるかもしれないという得意満面の表情が浮かんでいたのかもしれませんね。

ともかく、『無功徳』は禅の教えの特徴をよくあらわしている言葉の一つです。