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六文銭

 

今年のNHK大河ドラマは真田丸ですね。真田信繁(幸村)は私が好きな武将の一人です。

真田家といえば「六文銭(ろくもんせん)」の家紋が有名ですが六文銭の意味が分からなかったので調べていたら仏教から来ているのを知りました。

六文銭といえば昔のお金の単位ですが、一方で「三途の川(さんずのかわ)」を意味しています。

三途の川とは「この世」と「あの世」の間に流れる川のことで、「命を落とした者は、三途の川を渡ってあの世に行くもの」だと昔の人々に信じられていたのです。

三途の川には渡し船があり、船賃を払わないと川を渡れないとされていました。

その事から「故人が川を渡る際に困らないよう、葬る際に六文の銭を傍らに入れるという習慣があったのです。

この三途の川の習慣こそが、真田家の家紋が六文銭である由来でもあるのです。

「いつ命を落としても大丈夫なように、六文銭を常に身につけておく」

すなわち、

「常に命をかけて戦いに挑もうという心意気」

「武士たる者、いつ命を落としても悔いが残らない戦いを」

という気概から来ている物なのです。

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そんな強い意志が込められた家紋だからこそ、現代でも「六文銭」が真田信繁のイメージとして強く結びついているのでしょう。